お子様がお使いの体操着袋やコップ袋の巾着のヒモ、ボサボサになっていませんか?
毎日使っているうちにほつれてきて、放っておくと疲れた感じの見た目が残念ですよね…
そんなボサボサのひも先をおうちで簡単に直す方法をご紹介します!
① ライターで炙る
② 接着剤で固める
③ 熱収縮チューブで靴紐風にアレンジ
①ヒートカット加工(ライターで炙る)
最も簡単、短時間にできて仕上がりもきれいになるのがこの方法。
巾着袋などに使われているヒモは「アクリルコード」という名前で一般的に知られていて、文字通りアクリル製(化学繊維)のヒモです。
火で炙ると繊維が溶けて固まる性質があるため、ご家庭にあるライターを使って簡単に紐先のほつれを補修・防止をすることができます。
準備するもの
- 補修したいヒモ
- ライター 1本
手順
🍀下準備として、ほつれたボサボサ部分の距離を5mm以下に切り揃えます。
①ライターを用意し、着火します。
この時、炎の中にヒモをぶち込むのではなく、炎の先端(矢印)でヒモ先を炙ります。
ボサボサになっている部分をまんべんなく炙り、繊維が溶けてきたと思ったら火から離します。
炙り続けると火がヒモ先に燃え移り、大変危険です。
数秒待ってからヒモ先を指先でつまんでまとめます。
このときヒモ先はまだ熱いので、やけどには十分注意しましょう。
【注意】…小さなお子様のいない場所、また近くに燃えやすいものがない場所で行って下さい。
火の取り扱いは自己責任のもと、やけどや火事には十分ご注意下さい。
※チャッカマンでも代用できますが、手元からヒモ先までの距離が長いため、ライターの方が距離調節がしやすいことからライターがおすすめです。
火を使わない方法として、他の方法も2つご紹介します。
②手芸用接着剤で固める
②セルチップ加工
セルチップ加工とは、パーカーのフードヒモや靴紐の先でよく見られる、紐先を薄いプラスチックのフィルムを巻いて熱で固める加工です。
「熱収縮チューブ」という名称で一般的にも流通していますので、材料を用意すれば家庭用アイロンを使用して手軽に加工ができます。
※また、一時的な処理としてセロテープを巻き付ければ簡単にセルチップ加工風にもなります。
しかし、洗濯耐性が悪く、一度のお洗濯で取れてしまったり、セロテープの接着剤がベトつくといった不安があるので、応急処置を除きおすすめはできません…。
まとめ
①おすすめはライターで炙るヒートカット加工
※火の取り扱いに注意
②手芸用接着剤
③セルチップ加工
いかがでしたか?
毎日使う巾着袋、ボサボサのヒモ先を直す方法をご紹介しました。
加工をするときは、ボサボサの部分の長さを5mmくらいに切り揃えるときれいになりやすいです。
お好みや予算、時間に応じて比較し、ご自身に合ったやり方を手軽に取り入れてみて下さいね!
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